My Footprints

今日は大勝だったけど、今頃ではね。

上賀茂神社は庁の舎でのアブドゥーラ・イブラヒムのコンサートに行った。
その前にこういうついでが無いとまず行けない竹殿湯に行ってみた。玄関と脱衣所は昔のままで内装だけリニューアルした感じだけど、浴室とボイラー室は建て直した様で、その間を半透明の屋根を付けた脱衣所と浴室の間の洗面台がある部分でつないだというGood ideaの作りになっている。
従って浴室はきれいで、脱衣所との出入口の横に電気風呂と薬湯の代わりの「酵素湯」、浴室中央に浅いジェットバスと普通の深い浴槽、左右にカラン、奥にサウナと水風呂という配置。
今日はけっこう暑くて、脱衣所は湿気で表より更に蒸し暑く扇風機無しでは汗がひかなかった。

歩いて上賀茂神社へ。5時前に着いてしまったので境内を歩いていたら、アブドゥーラ・イブラヒム御一行様が見学していた。
6時開場で境内は5時に閉まってしまったのでコーヒーとサンドイッチでちょっと時間を潰してから会場に15分前に行ったら、既にある程度の人達が待っていた。開場する時にわかったのだけど、早く来た人には整理券を配っていて、それを持っている人達を番号順にまず入場させた。予めそうとわかっていたら1時間以上前に着いていたのだから、もっと先に入れたのにと思った。それでも席は前回の経験を活かして柱の横で少し横に余裕があって、演奏者の顔が見えるというほぼベストの位置を確保した。
演奏は20分の休憩を挟んで前半約1.5時間、後半約1時間ぶっ続けという体力勝負。日本の武術を習っているそうで、もう十分老人の歳のはずだけど基礎体力がありそう。
ぶっ続けの内容は簡単に言えばメドレーで聴き覚えのあるメロディーが代わる代わる出てくる。もっとも、ここのところ買ってきたCDはすぐにiPodやiPhoneに入れて聴くパターンで、これだとメロディーに聴き覚えがあってもタイトルが浮かばないケースが多くなっている。
前半も後半もブルーボレロが核になっている感じ。
この継ぎ目無しは会場で買ったsenzoというCDを聴いたら同様だった。
しかし満員の聴衆の何割がこの人の曲を聴いた上で来ているのだろう？
普通のジャズのライブと思って来たら全く違うコンサートだ 。
アブドゥーラ・イブラヒムの曲、演奏はどこかストイックな部分があって、間違っても感情の全的解放などではない。それが神社というか、日本の文化に合っている。