2019.04.28 Sunday
▼ 04/28 孫橋湯→KOCSI
[ - ]
午前は京都国立博物館で「国宝一遍聖絵と時宗の名宝」を見て、午後は金剛定期能。午前の部は展示を見た後に、絵巻をめくらせてくれるコーナーがあって、かなり久しぶりに巻物の取り扱い方法を思い出させてもらった。一緒にやった人が京都の部分の絵を見た感想として「貧富の格差がすごい」と言っていたけど、それがこの絵巻のすごいところで、本当にそのとおり。
個人的関心としては、京都では四条道場、七条道場、六条道場や東山の寺、呑海の頃までの時宗全体の動向とかが特に知りたいところだけど、この特別展は「時宗二祖上人七百年御遠忌記念」なので、こういったところまでは当然カバーしていない。 午前に歩き疲れたので、午後の金剛定期能は毎度のことながら睡魔との戦い。 金剛永謹宗家の仕舞「藤戸」が印象に残った。このキリの部分は後シテが殺されたところを語るのだけど、その表しきれないほどの怨念を感じとらせるのだからすごい。 孫橋湯は空いていて、熱いジェットバスで足の指を刺激してマッサージをしたつもり。 KOCSIはそこそこ混んでいたけど、北側のカウンター席に座った。 孫橋湯までのバスは混んでいたけど、外国人観光客で混んでいるのであって、日本人観光客はゴールデンウィーク2日目も多くはないようだ。 |