2009.10.01 Thursday
▼ 10/01 相国寺で相賀の能 →初音湯
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相賀の能は相国寺の方丈の前に仮設舞台を作って6時から9時迄の3時間。パイプ椅子に3時間は辛い。演目は半蔀と碁、間に狂言の文荷と休憩を挟んで一調で小塩。
能は両方とも源氏物語が本題。半蔀は動きが少なく話は面白いのだけど観るには退屈。人間国宝の片山九郎右衛門がシテで、能面を付けているから顔は見れなかったけど、声の響きが能面の裏から出ている事を割り引いても凄い響き。山口安次郎の能装束は豪華。 碁は登場人物も多いし見た目も装束が美しくセリフも聞き取りやすかったので楽しめた。シテの金剛永謹は金剛流の重鎮だけど太り過ぎ。まだ60前だし体に気をつけなくては。この曲は一旦廃れたのを金剛流が復曲したらしい。 山口安次郎氏は今日が誕生日とのことで、ほんとは出席するはずだったらしいが「都合により」来られなかった。 とにかく大物ぞろいの催しでした。 初音湯は時間が時間だけに他に一人だけ。でもこちらもゆっくりと入っている気分ではないので長居はせずに出てしまった。 試合が無い日は心穏やか。 |