My Footprints

三度目の正直で文月の鮨を食べる事が出来た。

左京区で記念撮影していないお風呂屋さんとして洛東湯が残っていて、一応前まで行ったのだけど、渋い常磐湯に心が動いて、夕立ちが怖かったけど錦林車庫から岡崎道まで歩いて常磐湯に行った。常磐湯は二回しか行っていないはずだけど迷わず着いた。ここはいつもすいているけど、今日も日曜日の夕方でちょっと多めかもしれないけど、浴室と脱衣所合わせて五人以上になる事はなかった。

岡崎道から203番で四条河原町へ。ひさご寿司では引き戸をあけたところでまず「文月の鮨」ありますか？と確認し、テーブル席で注文してからも「すいません………」と言われる可能性はあると身構えていたのだけど、醤油さしが出てきたので今日は大丈夫と安心した。

今日は金剛定期能で番組は八島と羽衣と海が舞台で夏らしい。狂言は因幡堂が舞台の鬼瓦。入った時に因幡堂の屋根の葺き替え募金のチラシをもらったのだけど、そういう事だった。
今まで能の舞だけの部分はどうしても退屈してしまったのだけど、今日の羽衣の序の舞以降は、けっこう楽しんで観る事が出来た。でも月の宮に仕える天少女が足踏みするのは、空に上がってゆくのに似つかわしくないなと思ったけど、そうしないと能は終わらないからしょうがないか。