My Footprints

５時半過ぎに玉ノ湯に入ったら予想通り混んでいた。しかし、予想通り次第に空いてきた。まあ、それでもやや混んでいるか。湯船に浸かって脱衣所を見ると、道側の壁の上で幾つもの円が様々な色で点滅している。クリスマスのイルミネーションらしい。内側に液晶パネルを並べたのかなどと考えていたが、上がって脱衣所からよく見たら、建物の外側に飾られたイルミネーションが窓ガラス越しに見えていたのだった。
でも、季節的に良い眺めだった。

山上は川端丸太町の東南にある。いつかミシマ社の京都オフィスの場所を見に行った時に見つけて気になっていた店。話し上手な妻、静かに調理して美味しい料理を出す夫という、正統派夫婦でやっている料理店。もっとも、既に絶滅してしまったのではないかと思われるこの種の小料理屋と違って、湖国は値段は、そういうところの記憶と比べると、ちょっと高いけれど、料理もそれだけの価値がある。
値段の見当を言って、お任せコースを作ったもらったけれど、メニューからお好みで注文のできるとの事だった。
雑踏から離れたよい店だった。

９時前の初音湯は、けっこう混んでいた。ここのお客の中心年齢は40代から50代で、もろおじいさんという人は少ない。職人的な仕事の人達なのかな。この年齢層がそのままここに通い続けてくれると、初音湯はあと20〜30年は大丈夫という事になるけど、はて？

KOCSIは観光オフシーズンにふさわしい落ち着いた感じ。
本日のスープは、白菜とソーセージのトマトクリームスープ。トマトクリームスープというのが、ちょっと珍しい気がする。
デザートにファーブルトンがあるのもうれしい。
そう言えば、本日のスープからパンに付けるバターが消えて久しい。今年はクリスマスケーキのバターが足りないという話は聞かないけれど、やっぱり高値安定で品薄状態ということかな。

５時20分頃に、混んでいるだろうなと思いつつ玉ノ湯に入った。
案の定の混み具合。カランは間に割り込む感じで確保。湯船も深い浴槽しか空いていなくて、そこに入ったけど、たまにしか入らないから忘れていたのかもれないけれど、底の方は当然少しぬるくて、それがなかなか良い気分。ゆったり腰を落ち着ける場所がないのが玉にきずだけど。
６時35分頃になると、急速に空いてきた。

ひさご寿司も混んでいて二階へ。
師走の鮨は、おちょぼ蒸し鮨とミニ茶碗蒸し付き。

Elephant Factory Coffeeは畑さんともう一人の二人体制。毎度の深煎りブレンドだが、畑さんが淹れると微妙に美味しい。年期の問題かな。